5月23日(水)〜25日(金)
最終日は雨の降るあいにくの天候で、初日、2日目は夏のような暑さとなりましたが、全日程を予定どおり終えることができました。途中男子1名が、はしかのため帰広を余儀なくされたのは大変残念でしたが、それ以外の人は全員無事に戻ることができました。
「時を守る生徒」を目指そう!
学校生活でのがんばりが、成果としてあらわれました。多くの修学旅行の添乗を経験されている旅行社の方から、時間を守るみなさんの姿に、おほめの言葉をいただきました。また、写真撮影で随行されたカメラマンの方も、全員が集合し話を聞くときのきちんとした態度に感心されていました。「継続は力なり」、さらに力をつけましょう。
「場を清める生徒」を目指そう!
1泊目の旅館ではどの部屋もスリッパ、下履きともきちんと整頓されていました。また、風呂場の使用後のかたづけも非常によくできていました。さらに、廊下に設置されていたお茶の湯飲みを自主的に洗ってくれた人たちもいました。心が洗われる出来事でした。
「礼を正す生徒」を目指そう?
1泊目の旅館内で備え付けのスリッパを履かず素足で移動したり、2泊目のホテル内で下履きではなく部屋に備え付けのスリッパで移動しようとするなど、一般社会では通用しないまちがった行動が見受けられました。TPOに応じたマナーを身につけていきましょう。
クラスや班の目標は達成できましたか?課題を明確にして、これからの生活の中で解決しステップアップしましょう。
『修学旅行』
学級目標と班目標の両方が時間についてでした。だから、この修学旅行は時間を守り、時間を有効に使おうと思っていました。集合場所に遅れず、行動も早かったので自由時間が増え楽しむことができました。
京都という所、私はとても好きです。昔の日本の建物を見たり、日本の食べ物を食べるのは楽しいです。1日目に行った嵐山、北野天満宮、特にすき焼きのときはとても盛り上がりました。金閣寺も良いところだったと思います。 清水焼の絵付けは良い経験だと思い、楽しんでやれました。(絵付けの様子はこちら↓)
2日目は班別自主研修で、少し迷いながらも無事終わりました。道がわからない時、助けてくれるのは京都の人でした。「どこへ行きたいの?」こう聞いてくれます。優しい人が多くて感動しました。3日目は雨だったけれど、USJを思いきり楽しめたと思います。遊びすぎで帰りの新幹線ではずっと寝てたくらいです。
修学旅行で何が楽しかったかと聞かれると迷わずホテルだと答えます。駅から近く、眺めも綺麗で素敵だと思いました。人数のわりに部屋も広くて、疲れもすぐとれました。1泊目の三木半は和風でホテルは洋風、2つの宿泊施設を使用できて違いが発見でき面白かったです。
知らない土地で、知らない人と関わって、団体で行動するのは難しいと思いました。でも友達の良い所や、協力することの良さが分かったので修学旅行の意味は大きかったと思います。
『すきやきと三十三間堂』
今回の修学旅行の中で、私が特に印象に残ったことは2つあります。
1つ目は、1日目の三木半で過ごした夜のことです。私は1・3・5班の女子と同じ部屋でした。その8人とは夕食のすき焼きで盛り上がったり、デザートを食べながら一緒にテレビを観たり話したりと、とても楽しい時間を共に過ごしました。夜寝る前も、楽しくて仕方がなくてなかなか寝付けませんでした。あの数時間という短い時間の中で、私たちの絆はかなり深まったと思います。
2つ目は、2日目の自主研修で訪れた三十三間堂です。靴を脱いで堂の中に入ると、そこにはたくさんの像が置かれていました。どんどん進んでいくと、中尊千手観音坐像がありました。それは私が予想していたよりも大きく、そしてとてつもない迫力を持っていました。その後、少し進むと綺麗に並べられた千体千手観音像がありました。それも先ほどの中尊千手観音坐像と同じくらいの迫力で、それを見て、私は言葉を失うほど圧倒されてしまいました。そのときの感動を今でも鮮明に憶えています。
今回の修学旅行で、私自身とても成長できたような気がします。クラスメイトと共に過ごし、笑い合い、京都の古い歴史に触れて感動し・・・・。
たった3日間という短い期間でしたが、その限られた時間の中でどう成長するか、それを今回の修学旅行で教えてもらったような気がします。今回の修学旅行で成長した部分をこれからの学校生活に生かしていきたいと思います。