1年生通信より抜粋   

           j     1年生
広島市立矢野中学校 第1学年  
平成18年6月20日 発行  NO.9
 
 
  ● 似島に行ってきました 
 
 家庭を離れ、自然の中で過ごした3日間の野外活動。予報通り、1日目の昼過ぎには激しかった雨はあがり、順番を替えながらも予定していた全てのプログラムを消化しました。自分で つくる、食べる、片づける、寝る、起きる。個人のペースではなく、集団の日程を優先する3日間でした。
                                 
  私が、期待した「工夫し、協力し、たくましくなる」 「気分次第で行動するのではなく、全体を考えた行動を」 については、今後もう少し学校にもどっての生活ぶりを 見て、この野外活動の成果と課題を考えたいと思います。 ただ、前通信でお願いしたお菓子やガムに関するよくな い情報は耳にしませんでした。課題が1つクリアーでき たのだと信じたいと思います。



   「何がおるんや」       


 残念ながら、季節はずれのインフルエンザにより、途中リタイアとなった人もいました。その後の経過や影響が心配されます。また、やけど・すり傷・切り傷・ねんざなど、先生に言っていないけど、ちょっとしたけががあったことと思います。あるいは、家に帰ってから熱が出た人もいるかと思います。1日も早く体調が戻ることを望んでいます。
 
  ● 経験が力をつける 
 
 あえて不自由な生活に身を置き、工夫し、協力し、たくましくなることを期待した野外活動でした。1回で上手にかまどに火をつけるには、どのように新聞紙と薪を組めばいいのか。少ない薪で、効率よく調理するには、どう段取りすればいいのか。安全に素早くにんじんの皮をむくには、包丁をどう使えばよいのか。米を炊くのにちょうどよい水加減はどのくらいか。失敗しかけた料理を何とか食べれるまでに
修正するにはどうしたらよいか。
 全ては経験であり、経験が力となるのです。
そういえば、枯れ葉を集めてきて焚き付けに使っていた班 もありました。
 蚊がいました。ムカデもでました。蛇、蜂、カニ、蝶、 蜘蛛の巣、トカゲ、大型ミミズ、いろんな生物を見ました。先生は、ホタルを見ました。            
 
 
 
 
  ● 保護者からの手紙 ご協力ありがとうございました 
 
 保護者からの手紙を目を赤くしながら読んでいた生徒も多く
見かけました。普段、口では言えないけれど、はがきに書いた
ことは、感じてあげてください。そして、もし、はがきの最後
に「家でこのことに触れないでください」と書いてあったら、
心で受け止めてやってください。ご家庭も子どもさんのいなか
った普段とちがう3日間の様子を話してあげてください。
 なお、野外活動の写真は、期末懇談会のとき1年生の廊下に
貼りだし、注文を受け、2学期の始めに配布する予定です。